一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

凸版印刷、廃棄化粧品を再利用するアップサイクルの取り組みを開始

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.12.01 【情報源】企業/2022.10.25 発表

 凸版印刷株式会社は、化粧品バルクを再利用して凸版印刷と株式会社モーンガータが開発し、東洋インキ株式会社が協業して製造した「ecosme ink(R)」を使用して、プロモーションツールの試作品を制作した。
 「ecosme ink(R)」は、従来のインキにはない、化粧品の持つラメ感やパール感によって独特な加飾表現が可能。凸版印刷は、このインキを使用して販促物や資材、パッケージの印刷に活用するというアップサイクルで、化粧品メーカーのSDGsの取り組みを支援する。
 現在、多くの化粧品メーカー・色材メーカーでは、研究・開発工程や、品質を維持するためにやむを得ず市場に出せなくなってしまった化粧品バルクが発生し、廃棄物として処理されている。
 これまで、化粧品の空容器などのリサイクルは進んできたが、化粧品バルクの再利用については限定的となっていた。
 凸版印刷はこれらの課題に対して、廃棄される化粧品バルクをインキの色材として再利用することにより、インキとして印刷物の製造に活用する取り組みの方法を構築した。
【凸版印刷株式会社】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース