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環境ニュース[国内]

NEC、ICTと行動経済学のナッジを活用し、地域家庭からでる生ごみの再資源化を促進

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.12.01 【情報源】企業/2022.10.25 発表

 NECソリューションイノベータ株式会社とアミタホールディングス株式会社は、2022年11月1日より宮城県南三陸町で、ICTと行動経済学を活用した、生ごみの回収および再資源化の促進を目的とする社会実証を開始。

 同実証では、LINE公式アカウント「南三陸生ごみ再資源化ミッション」を通じて、南三陸町における住民に対する
 @地区ごとの回収目標値や進捗状況の配信、
 A住民同士で送り合える「いいね」や「頑張る」等の意思表明機能の提供
 を行う。これらを通じて、地域参画の気運を高めるとともに、住民同士の連帯感の醸成を支援し、昨年度の本実証と同時期(2021/11/1-2022/3/31 )の回収量実績155.1tに対して、10%増加を目指す。

 プロジェクトの一貫として取り組む実証では、住民によって集められた生ごみ回収量の蓄積データをもとに地区ごとで達成すべき資源化目標を算出し、LINE公式アカウント「南三陸生ごみ再資源化ミッション」を「友だち追加」した住民に配信する。また、月に1度、目標に対する結果を通知し、それに対して「いいね」で評価し合い、その集計結果も公開する。実施期間中の住民の環境配慮意識の変化等を検証し、本格運用に向けた課題抽出に取り組む。

 なお、回収された生ごみは、2015年よりアミタグループが同町にて運営するバイオガス施設「南三陸BIO(ビオ)」で、液体肥料と電気に100%資源化され、再び地域内で使用される。
【日本電気株式会社】

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