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環境ニュース[国内]

(仮称) 姫川第八発電所新設による再開発計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.11.18 【情報源】環境省/2022.11.17 発表

 環境省は、「(仮称) 姫川第八発電所新設による再開発計画 計画段階環境配慮書」(東京発電株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 
 この事業は、新潟県糸魚川市において、既設の姫川第七発電所にある2基の発電機のうち、1号機を廃止し、新たに3万kW級の(仮称)姫川第八発電所を設置するもの。
 
 環境大臣意見では、
 (1)本事業では、複数案を検討した結果、単一案としたとされているが、検討過程の説明は十分とは言えない。また、土捨場については、区域の一部が保安林、地すべり防止区域及び、白馬山麓県立自然公園の区域となっており、事業の位置の選定に当たって、これらの要素が十分に考慮されていない懸念がある。このため、複数案の検討及び想定区域からの絞り込みに関する検討経緯を方法以降の図書に適切に記載するとともに、事業の位置の選定について必要な情報の収集・把握を適切に行い、事業計画等に反映すること
 (2)新たに発電取水量の増加がなされ河川の減水区間が生じること、導水路トンネルが設置されることにより、河川水及び地下水への影響が懸念される。水環境への影響について適切に調査、予測及び評価を行うこと。また、正常流量との整合を図りつつ、水環境への影響について、河川管理者の意見を踏まえて検討を行うこと
 等を求めている。

【環境省】

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