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環境ニュース[国内]

中部電力、「脱炭素先行地域」に選定されたことを発表。

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.11.25 【情報源】企業/2022.11.01 発表

 中部電力株式会社は、環境省が募集した「第2回脱炭素先行地域」に、「既存配電系統を活用した地域マイクログリッドによる人をつなぎ地域をつなぐまちづくり」を飯田市と共同提案し、選定されたことを発表。

 「脱炭素先行地域」とは、2050年カーボンニュートラルに向けて、2030年度までに地域特性に応じて二酸化炭素排出実質ゼロの実現を目指す地域であり、環境省によって、応募のあった全国の地域から、100地域が採択される予定となっている。

 共同提案に基づき、川路地区の既存太陽光発電施設「メガソーラーいいだ」と新設する蓄電設備、既存配電系統を用いた地域マイクログリッドを構築し、非常災害時における避難施設等への電力供給により、地域のレジリエンス強化を目指す。

 また、電力需給ひっ迫の緩和に貢献する手段として、中部電力ミライズ株式会社によるご家庭向けデマンドレスポンスサービス「NACHARGE(ネイチャージ)」を活用し、地域一丸となった省エネ活動等を展開することで、脱炭素社会の実現を進めていく。

 同社は、消費者や社会とともに「脱炭素化」に挑戦するとともに、「新しいコミュニティの形」の提供を加速し、「安心・安全で強靭な暮らしやすい社会」の実現に貢献していく、としている。
【中部電力株式会社】

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