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環境ニュース[国内]

日本郵船、「環境DNA」の取り組みが「共創の場形成支援プログラム」に採択

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2022.11.17 【情報源】企業/2022.10.27 発表

 日本郵船株式会社は、自社が参画するANEMONEコンソーシアムの代表機関でもある国立大学法人東北大学を中心としたプロジェクト「ネイチャーポジティブ成長社会実現拠点」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」に採択された。

 「共創の場形成支援プログラム」は、大学等が中心となって未来のあるべき社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す産学連携のプログラムである。

 同社は2022年6月よりANEMONEコンソーシアムに参画し、東北大学、国立大学法人北海道大学と共に、環境DNAの共同研究を行っている。このたび「共創分野(育成型)」で採択された「ネイチャーポジティブ成長社会実現拠点」プロジェクトは、環境DNAの大規模観測から得られる自然情報を活用し、地域住民による自然の自治管理を基礎に、産官学民が連携し、自然を豊かにすると同時に発展する新しい社会の実現を目指すもので、環境DNA観測網の拡充に向けた大きな一歩となる。同社は、運航船を用いた外洋の環境DNAサンプリングを行うことで、生物多様性情報の収集、蓄積、またその利活用へ貢献する。
【日本郵船株式会社】

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