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環境ニュース[国内]

日本製鉄、レール製品でSuMPO環境ラベルプログラム「エコリーフ宣言」の認証を取得

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2022.11.10 【情報源】企業/2022.10.17 発表

 日本製鉄株式会社は、このほど、レール製品において、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)の「SuMPO環境ラベルプログラム」に基づく「エコリーフ宣言」の認証を取得した。

 日本製鉄は、長年にわたり培われた技術と最新の設備によってレールを製造しており、消費者のニーズに合わせた最適材質のレールや長尺レールの提案、溶接に係る技術支援も行っている。こうした取り組みを通じて、軌道の品質安定化や保守効率化を実現し、国内外の消費者から高い評価を得て、一般旅客用をはじめ、高速鉄道用、重荷重鉄道用など、幅広く使用されている。

 エコリーフ宣言は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示するEPD認証制度の一つ。消費者はこれにより、レール製品のライフサイクルでの環境負荷を客観的に評価することが可能となり、同社レールの使用による長寿命化や省力化などの効果も含めて、サプライチェーン全体でのCO2排出量を削減し、カーボンニュートラルに向けた取り組みをより一層強化することができる。

 日本製鉄が認証を取得したエコリーフ宣言は、2019年12月、H形鋼について最初に取得して以降、各品種・製品で取得を進め、現在計36件にのぼり、同社鉄鋼製品の大半をカバーしている。世界でカーボンニュートラルに向けた動きが加速しているなか、消費者から使用する素材までも含めた評価を受ける分野が増えている。

 日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求するとともに、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、リサイクル性に極めて優れ、環境に優しいサステナブルな素材である鉄鋼製品の環境性能開示に今後も積極的に取り組んでいく、としている。
【日本製鉄株式会社】

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