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環境ニュース[海外]

韓国環境部、使い捨てカップのデポジット制を済州島と世宗市で12月2日から開始すると発表

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.10.13 【情報源】韓国/2022.09.27 発表

 韓国環境部(ME)は、カフェやファーストフード店の使い捨てカップのデポジット制を済州(チェジュ)島と世宗(セジョン)市で2022年12月2日から開始すると発表した。済州島では観光によるプラスチック汚染が問題となっており、済州特別自治道はプラスチックの段階的廃止政策の一環として今回の制度を実施。また世宗特別自治市は公的機関が多く、使い捨てカップ削減とプラスチックのリサイクル促進を公的機関が主導することで「資源循環都市」となる計画である。MEは「資源の節約とリサイクル促進に関する法律施行令」の改正案の立法予告を9月26日から40日間行う。改正案では、使い捨てカップのデポジット額を1カップ300ウォン(約30円)に設定、実施の初期段階では飲み物を購入した同じブランドの店舗のみにカップを返却できるとした。今後この2地域で、参加店舗や顧客に対する奨励制度を確立し、デポジットの返金や現場の苦情対応に技術支援するなど入念に準備が進められる予定である。2地域での結果を踏まえ、全国展開のロードマップが作成されるという。
【韓国環境部】

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