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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、鹿島臨海工業地帯におけるカーボンニュートラルの実現に向けた戦略的パートナーシップ協定の締結に

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.10.04 【情報源】企業/2022.09.01 発表

 三菱ケミカル株式会社は、茨城県とともに鹿島臨海工業地帯における循環型コンビナートの形成や茨城臨海部を拠点としたカーボンニュートラル産業拠点の創出に向けて、2022年9月12日に戦略的パートナーシップ協定を締結することを発表。
 茨城県に位置する鹿島臨海工業地帯は石油精製、石油化学、鉄鋼の基礎素材産業を中心とした国内有数の産業集積拠点。国内製造業において重要な位置づけにある一方で、温室効果ガスの排出削減など、カーボンニュートラルへの対応が今後の課題となることから、茨城県は2021年に「いばらきカーボンニュートラル産業拠点創出プロジェクト」を立ち上げ、官民学の連携基盤となる協議会の設置や総額200億円の基金の創設など、様々な取り組みを推進している。
 三菱ケミカルグループでは、2050年のカーボンニュートラル達成をめざし、国内事業所・工場におけるエネルギー転換の実施や、植物由来原料を用いたエチレン、プロピレンなど基礎化学品の事業化検討などを進めている。特に、茨城事業所(茨城県神栖市)では、ENEOS株式会社と共同で国内最大規模となる年間2万トンの処理能力を備えたケミカルリサイクル設備を建設中で、2023年度に廃プラスチックの油化を開始することを目指している。
【三菱ケミカル株式会社】

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