一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ユーグレナ、自社のバイオジェット燃料「サステオ」継続利用AFによる「森林資源計測業務」および調布飛行場”初”の運航実施

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2022.09.13 【情報源】企業/2022.08.02 発表

 アジア航測株式会社と株式会社ユーグレナは、ユーグレナ社の製造・販売するバイオジェット燃料(SAF)「サステオ」を使用して、2022年7月31日に3度目のフライトを行った。SAF燃料でのフライトは、東京都の運営する調布飛行場では今回が初の取り組みとなる。
 アジア航測は、これまで自社保有の機体で2度のユーグレナ社が供給するSAF利用飛行を実施し(2022年3月17日、6月23日)、SAF利用に関する燃料管理や給油、点検等における作業手順や安全管理に関するオペレーションを確認してきた。今回のフライトは、アジア航測の受託業務においても初のSAF利用で、岩手県遠野市の「森林資源計測業務」の一環として、同市の理解と協力を得て実現したもの。

 当該業務は、森林のレーザ計測や航空写真撮影によって、遠野市内の森林情報(樹高や樹種など)を取得し、森林資源解析による森林情報の見える化と、森林の適正な維持管理のための「森林情報データベース」の作成を目的としている。森林が適正に維持管理されることで森林によるCO2吸収量の増加が期待できるが、従来のジェット燃料によるレーザ測量では、飛行によって大気中へのCO2排出を逆に増やしてしまう側面があった。当該業務では、レーザ測量の航空燃料にSAFを導入することによる、CO2排出削減を目指す最初の取り組みになった。
【株式会社ユーグレナ】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース