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環境ニュース[国内]

川崎汽船、日揮グローバルとともにマレーシアにおけるCCS共同スタディへ新たに参加

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.09.08 【情報源】企業/2022.07.29 発表

 川崎汽船株式会社、石油資源開発株式会社(JAPEX)、日揮グローバル株式会社の3社は、世界的なエネルギーとそのソリューションを提供し世界最大級の企業の1社として「Fortune Global 500」へランクインするマレーシア国営エネルギー会社Petroliam Nasional Berhad(ペトロナス)とJAPEXが2022年1月から推進する、マレーシアにおけるCCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素の回収・貯留)共同スタディへ、このたび新たに日揮グローバルと川崎汽船が参加を決定し、覚書に調印したことを発表。
 この共同スタディは、マレーシアにおけるCO2地中貯留のための適地調査や技術的検討を、20か月程度の予定で実施しているもの。サラワク州ビンツルにあるペトロナスのLNG基地からのCO2の回収・輸送や、将来的なマレーシア国外からのCO2受け入れの可能性などを含んでいる。
 ペトロナス、ならびに今回参加した2社を含む日本企業3社は、候補地におけるCO2貯留可能量の算定や最適な貯留方法などのCO2の地中貯留技術、排出量や回収可能量の試算を含むCO2の最適な回収・輸送方法、ならびに地中貯留したCO2のモニタリング手法などの具体的な評価において協力していく。また、今後の実証試験や事業化を視野に入れた、経済性の試算や事業スキームの検討、CCSに関する法制度の調査なども実施する予定となっている。
【川崎汽船株式会社】

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