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環境ニュース[海外]

ドイツ 国を挙げての省エネ推進に向けハーベック大臣が演説

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2022.09.02 【情報源】ドイツ/2022.08.13 発表

 ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)のハーベック大臣は、国を挙げて省エネに取り組む必要があることを演説した。これは、ロシアによるウクライナへの侵略戦争により、ドイツをはじめとするEU諸国におけるガス供給の逼迫した状況を背景にしたもので、EU諸国には今年8月以降、過去5年間のガス平均消費量と比較し、少なくとも15%の削減が義務付けられている。近年、特にロシアのガスに依存しているドイツには、ガス消費量を20%削減することが求めらている。この目標を達成するため、連邦経済気候保護省は、エネルギー供給保障法(EnSiG)に基づき、今後数年間の暖房使用期間における熱供給の確保に向け、官公庁や企業における室内温度の制限やガス供給会社と家主に対するガス予想使用量やコストのテナントへの通知義務など、さらなる省エネルギー対策の実施を提案している。ハーベック大臣は、「ドイツ政府は、ロシアのエネルギー供給への依存からの脱却を一貫して推進している。しかし、行政、企業、そしてできるだけ多くの一般家庭で、より多くのガス消費を節約することも不可欠である。我々は、国家的な挑戦に直面しており、国家、経済、社会における強い相互作用が求められている」と述べた。
【ドイツ連邦経済気候保護省】

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