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環境ニュース[国内]

三菱地所、広島市内の全所有ビルの電力を再生可能エネルギー由来に

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.08.24 【情報源】企業/2022.06.29 発表

 三菱地所株式会社は、2022年7月より広島市内に所有する全てのオフィスビル(広島パークビル、新広島ビルディング、NHK広島放送センタービルの内同社持分)の電力を再生可能エネルギー由来とする。対象物件の電力使用量(2021年度実績値)は約4,976MWh(一般家庭で約1,170世帯分)であり、再エネ電力導入によるCO2削減量は年間約2,200トンに相当する。
 今回導入する再エネ電力は、中国電力株式会社が調達するトラッキング付非化石証書が付与された「RE100」対応の電力。
 また、共用部のみならずテナント専有部も含めて施設で使用する電力を切替対象とすることから、オフィスや商業などの施設用途を問わず、広島市内で同社が所有するオフィスビルに入居されている全ての企業・テナントは自社で再エネ電力を利用していることになる。
 三菱地所グループでは、長期経営計画2030とあわせて策定した「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」において、重要テーマの一つとして「Environment:気候変動や環境課題に積極的に取り組む持続可能なまちづくり」を掲げている。また、具体的なKPIとしてCO2削減目標:2019年度比で2030年までに70%削減(スコープ1,2)、2050年までにネットゼロ達成(スコープ1,2,3共/現在SBTi認定申請中)や、再エネ電力比率目標:2025年度までに100%達成を目指す(2020年1月、RE100加盟済)等を策定しており、この取り組みはこれらの目標達成に寄与する取り組み。
 尚、三菱地所グループでは、丸の内エリアの所有物件を中心に再エネ電力の導入を進めており、再エネ電力比率については、2022年度中の切り替えにより50%程度まで達する見込みとなっている。
【三菱地所株式会社】

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