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環境ニュース[海外]

ドイツ 2022年上半期、再生可能エネルギー発電量は前年比で大幅増加

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.08.20 【情報源】ドイツ/2022.07.18 発表

 ドイツ連邦環境庁(UBA)は、再生可能エネルギー統計作業部会(AGEE-Stat)が算出した2022年上半期における再生可能エネルギーによる発電量と熱生産量に関する速報値を公表した。これによると、2022年上半期の再生可能エネルギー発電量は、前年の同期間比で約14%多かったという。総電力消費量における再生可能エネルギーの割合は約49%であり、2021年の41%よりも大幅に増加した。連邦環境庁はこの要因として、前年と比べ気候条件が良く、特に風況と日照の増加を挙げている。さらに太陽光発電設備の設置数も大幅に伸びたという。また、熱生産では、温暖な気候により暖房利用が減少し、価格の高騰を背景に石油とガスの利用回避の傾向が進んだとしている。これにより、熱生産における再生可能エネルギーの割合は増加している可能性が高いが、全体的には再生可能エネルギーによる熱生産量は前年よりも少なかったという。また、運輸部門では、バイオ燃料が11%増加、再生可能電力14%増加したものの、移動する人が再び増加したことにより、運輸部門における化石燃料の使用も大幅に増加したとしている。
【ドイツ連邦環境庁】

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