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環境ニュース[国内]

出光、秋田県湯沢市における地熱発電所を建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.07.26 【情報源】企業/2022.06.06 発表

 出光興産株式会社、株式会社INPEX、三井石油開発株式会社の3社は、秋田県湯沢市における地熱発電所(名称:かたつむり山発電所、出力:14,990kW)設置計画について建設段階への移行を決定した。発電所は、蝸牛山(かたつむりやま)中腹(小安地域)に建設し、運営は3社が出資する小安地熱株式会社(設立:2018年9月)が行う。運転開始は2027年3月を計画している。

 3社は地下資源開発における各社の技術・知見を活用し、2011年より合同で小安地域での地下資源の探査、地熱資源量の確認および経済性評価等の調査を行い、事業化を検討してきた。調査に際しては独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「JOGMEC」)の助成を受けている。
 調査の結果、3社は事業化が可能と判断し、「かたつむり山発電所」の建設段階への移行を決定した。今後、国、地方自治体等に対して必要な手続きを進めていく。建設に際してはJOGMECの債務保証による支援を受ける予定。発電した電気は再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)の認定を受ける。(1kWh当たり:40円+税、適用期間:15年間)

 地熱発電は天候に左右されずに安定的な電力供給が可能な再生可能エネルギーとして近年ますます期待が高まっている。3社は今後も積極的に再生可能エネルギーの普及・拡大を推進し、日本のエネルギー・セキュリティと低炭素社会の実現へ貢献していく、としている。
【出光興産株式会社】

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