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環境ニュース[海外]

アメリカ、連邦政府と州による洋上風力発電パートナーシップを立ち上げ

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2022.07.12 【情報源】アメリカ/2022.06.23 発表

 アメリカホワイトハウスは、自国産業としての洋上風力発電の成長を後押しすべく、連邦政府と州によるパートナーシップの立ち上げなどの取組を公表した。このパートナーシップは、気候変動対策担当の大統領補佐官、内務省長官、エネルギー省長官、商務省長官、運輸省長官、及び洋上風力発電開発を率先している東海岸の11州の知事で構成される。当初の重点分野は、部品製造設備や港湾施設能力、人材を含めた国産主体の洋上風力発電サプライチェーンの構築である。また、送電関連及び漁業を含む海洋の共同利用問題などの重要な地域課題に対処するための協力や、西海岸やメキシコ湾岸の州の加入も視野に入れている。バイデン政権は、2030年までに洋上風力発電によって30GWの電量生産を目指すとしている。今回ホワイトハウスは、同パートナーシップの発足に加え、サプライチェーンの構築に向けた包括的なロードマップを策定するための資金提供やワークショップの開催、洋上風車設置・作業船を国益船に指定して優先的に融資対象とすることなども公表している。
【アメリカホワイトハウス】

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