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環境ニュース[国内]

中部電力、浮体式洋上風力発電所の実現に向け長崎県五島市沖 海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域が国内初の公募占用計画の認定

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.06.28 【情報源】企業/2022.04.26 発表

 五島フローティングウィンドファーム合同会社は、2022年4月26日、経済産業省及び国土交通省より、再エネ海域利用法に基づき建設する洋上風力発電所として、国内で初めて公募占用計画の認定を受けた。

 同社は、戸田建設株式会社、ENEOS株式会社、大阪ガス株式会社、株式会社INPEX、関西電力株式会社、中部電力株式会社の6社が構成するコンソーシアムが、2021年6月11日に「長崎県五島市沖 海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域」における事業者の公募において選定事業者に決定されたことを受け、2021年10月6日に本コンソーシアムにて設立されたもので、今後同促進区域内における浮体式洋上風力発電所の実現に向けて2022年9月の工事着手、2024年1月の商業運転開始を目指している。

 同社は、国内のカーボンニュートラルの実現に寄与する浮体式洋上風力発電事業の早期普及に向け、ウィンドファームの建設及び運営に注力していくとともに、本事業を通じて地域社会の発展に貢献していく、としている。

 長崎県五島市沖における促進区域の概要

 発電設備 浮体式洋上風力発電設備(日立製作所製・ハイブリッドスパー型・3点係留方式)
 出力 16,800kW(2,100kW×8基)
 供給価格 36円/kWh
 工事開始予定日 2022年9月1日(促進区域内における設備設置工事開始)
 運転開始予定日 2024年1月1日
 事業終了予定日 2043年12月31日(運転停止予定日)
【中部電力株式会社】

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