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環境ニュース[国内]

ユーグレナ、A重油を燃料とする内航船ディーゼルエンジンでの次世代バイオ燃料の活用に係る技術調査結果の公表

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2022.06.20 【情報源】企業/2022.03.31 発表

 JRTTとユーグレナ社は、2021年7月に締結した「包括連携に関する基本合意書」に基づき、同年12月から本年3月にかけ、A重油を燃料とする内航船での次世代バイオディーゼル燃料(ユーグレナ社バイオ燃料)の活用に向けた技術調査を実施した。

 具体的には、JRTTとユーグレナ社は、A重油とユーグレナ社バイオ燃料を混合した場合の安定性や動粘度等の物理的・化学的性質を確認するための試験を実施するとともに、A重油と混合したユーグレナ社バイオ燃料を実際に内航船ディーゼルエンジン(阪神内燃機工業(株)製)に給油して運転し、燃料消費率、出力、排気温度等に係るデータを計測し、A重油のみを給油した場合のデータとの比較・検証を行った。
 その結果により、A重油とユーグレナ社バイオ燃料を混合した場合において、物理的・化学的性質の悪化は見られず、また、内航船ディーゼルエンジンの燃料として使用した場合においても、問題を生じないことが確認された。

 今後とも、内航船におけるバイオ燃料の利用可能性の検討を進めていく、としている。
【株式会社ユーグレナ】

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