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環境ニュース[海外]

ボン条約、渡り鳥のユーラシア・アフリカ渡りルートの移動地図を公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2022.06.16 【情報源】国際機関/2022.05.26 発表

 ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約、CMS)は、動物の移動に関する世界地図の作成の一部として、ユーラシア・アフリカ渡りルート上の鳥類の移動を視覚化する双方向型のオンライン地図を作成したと報告した。イタリア政府の支援を受けて作成され、100年超にわたって収集されてきた300種の鳥類標識調査データを照合、分析、統合し、渡りルート上の鳥の時間的・空間的な動きを地図化した。そのうち100種超に関しては、GPSなどによって得られた飛跡をマッピングツールを用いて重ね、渡りルートに関するきわめて正確な情報を提供する。これにより生態学的接続性を重視した取組、特に空間計画に対して大きな貢献が可能で、風力発電施設への鳥の衝突リスクの最小化などにつながるという。また、渡り鳥の移動のパターン・戦略・適応の詳細を知ることにより年ごとの保護期間の設定が容易になること、欧州とアフリカでの合法・違法の捕獲や狩猟の頻度と分布が明らかになることなども期待される。
ボン条約

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