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環境ニュース[国内]

キリンHD、「生物多様性のための30by30アライアンス」に加盟

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2022.06.15 【情報源】企業/2022.04.13 発表

 キリンホールディングス株式会社は、環境省が主導する「生物多様性のための30by30 アライアンス」に4月8日付で加盟し、その取り組みを支援する。
 「30by30」は、「2030年までに地球上の陸域及び海域の30%を保全・保護し、生物多様性の保全に貢献」することを目標に掲げた表明である。生物多様性に関する愛知目標に続く新たな目標として注目されており、2021年6月に開催されたG7サミット「2030年自然協約」で賛同が得られている。昨年から今年にかけて開催されている生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)の中で国際目標として議論されている。

 日本の保護地域における生物多様性の保全状況は、陸域20.5%、海域13.3%にとどまっている。環境省は「30by30」の目標達成に向け、民間や自治体などが所有している生物多様性の高い地域を「生物多様性保全に貢献する場所(OECMs)」として登録する仕組みの構築を目指し、賛同団体を集めるために「生物多様性のための30by30アライアンス」を発足させた。同社は、キリンの生物多様性保全の活動エリアと、そこから得られた知見がOECMsに貢献できる可能性があると考え、この度加盟することとした。
【キリンホールディングス株式会社】

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