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環境ニュース[国内]

鹿島建設、NEDOグリーンイノベーション基金事業で採択された技術開発を戦略的に実施するための専門組織「CNコンクリートプロジェクトチーム」を設立

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.06.14 【情報源】企業/2022.04.11 発表

 鹿島は、先般、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)により採択された「グリーンイノベーション基金事業/CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」のコンクリート分野「革新的カーボンネガティブコンクリートの材料・施工及び利用技術と品質管理・CO2固定量の評価技術の開発」を、戦略的に実施していくための専門組織「CN(カーボンネガティブ/ニュートラル)コンクリートプロジェクトチーム」を4月1日に設立した。

 この技術開発は、2030 年までにカーボンネガティブコンクリートに関する材料製造、運搬、及び施工時のCO2排出量の削減とCO2固定量の増大を図るとともに、コスト低減を実現する製造システムの確立に取り組むもの。併せて、確立した技術の国内外への普及を戦略的に進めることで、カーボンニュートラル社会実現への貢献を目指す。

 同社は、10年という長期間にわたり、デンカ、竹中工務店とともに幹事会社として、民間企業44社、10大学、1研究機関の合計55団体でコンソーシアムを組み、NEDOの指導のもと連携して本技術開発を進めていく。今般、コンソーシアム全体で研究開発・実証から社会実装までを戦略的に実施するため、同社の技術研究所内に専門チームを設立した。チームは、技術開発担当役員を統括・マネジメントリーダーとして、5つのユニットで構成され約40名が参加する。土木と建築、それぞれの研究者が協働して研究開発を進めることで、その相互作用により成果の創出を加速させる。
【鹿島建設株式会社】

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