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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、意匠性・耐久性に優れた、植物由来のバイオエンプラがパイロットのボールペンに採用、文房具選びでCO2削減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.04.22 【情報源】企業/2022.02.25 発表

 三菱ケミカル株式会社のバイオエンプラ「DURABIO(TM)(デュラビオ(TM))」が、株式会社パイロットコーポレーションのボールペン「アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチック」「フリクションボールノック05 バイオマスプラスチック」の本体部品(後軸)に採用されたことを発表。同商品は、2022年2月3日(木)より、パイロット社から販売。
 DURABIO(TM)は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンプラで、耐久性に優れた素材となる。また、着色時の発色性、加工時の成形性にも優れていることからさまざまな意匠部品への適用が可能。これらの優れた特性が評価され、今回の採用となった。同社のDURABIO(TM)としては初となる、文房具向けの採用事例となる。

 DURABIO(TM)のように植物由来の原料から作られるバイオマスプラスチックは、枯渇資源である石油の消費量を削減でき、さらに、原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、地球温暖化の原因とされている温室効果ガスの低減にも貢献できる素材。同社では、カーボンニュートラル実現に向けて、今後もDURABIO(TM)の展開に注力していく、としている。
【三菱ケミカル株式会社】

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