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環境ニュース[国内]

ENEOS、ブリヂストンと使用済タイヤからタイヤ素原料を製造するケミカルリサイクル技術の社会実装に向けた共同プロジェクトを開始

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.04.20 【情報源】企業/2022.02.18 発表

 株式会社ブリヂストンとENEOS株式会社は、ブリヂストンが掲げる「2050 年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」と、ENEOSが掲げる「低炭素・循環型社会への貢献」という共通するビジョンの実現に向け、「使用済タイヤの精密熱分解によるケミカルリサイクル」技術の社会実装に向けた共同プロジェクトを開始したことを発表。
 なお、同プロジェクトは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2 等を用いたプラスチック原料製造技術開発」に採択された実証事業「使用済タイヤからの化学品製造技術の開発」における 2 つの研究開発項目のうちの一つとなる。
 自動車・交通需要の増加に伴い、将来もタイヤ需要の拡大が見込まれている。現在、タイヤの主な材料の一つとして、石油由来の合成ゴムが使用されている。また、使用済タイヤの多くはサーマルリカバリー(熱回収)により燃料として有効利用されているが、その際にCO2排出を伴う。
 同プロジェクトでは、ブリヂストンがタイヤ・ゴム事業を通じて培ってきた高機能ゴムなど高分子素材の設計技術と、ENEOSが有する原油精製技術や基礎化学品製造に関する基盤技術を最大限融合させ、使用済タイヤのケミカルリサイクル技術の確立を目指す。
 具体的には、使用済タイヤを精密熱分解して得られる分解油を石化原料(ナフサ等)化し、この石化原料から合成ゴムの素原料であるブタジエン等の化学品を高収率に製造するケミカルリサイクル技術の社会実装に向けた実証実験を行う。2030年までに量産を想定した大規模実証試験を実施し、その後、早期の事業化を進めていく。ブリヂストンとENEOSは、タイヤ・ゴム産業および石油・石油化学産業のリーディングカンパニーとして、将来に向けて、これらの産業のバリューチェーンにおけるさらなる資源循環性の向上やCO2排出量の削減に取り組む。
【ENEOS株式会社】

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