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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、漁網を再利用した樹脂を用いたナイロン糸の販売開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.12.16 【情報源】企業/2021.11.10 発表

 三菱ケミカル株式会社は、サーキュラ―エコノミー(循環型経済)や持続可能な開発目標(SDGs)実現への貢献のための取り組みとして、日本国内で廃棄される漁網を再利用した再生ナイロン樹脂を混合した新しいナイロン糸「KILAVIS(TM)RC(キラビス(TM)アールシー)」を開発、量産体制を整えたことを発表。
 KILAVIS(TM)RC は、廃漁網から再生したナイロン樹脂「REAMIDE(R)(役目を終えて廃棄される漁網を回収し、新たに原材料として生まれ変わらせたリファインバース株式会社の再生ナイロン樹脂)」を当社のナイロン糸・キラビス(TM)に特殊紡糸技術を用いて混合した、新しいナイロン糸。日本で発生した廃棄物を日本国内で再利用する“地産地消”を促進することで、製品のアップサイクルとCO2排出量削減に貢献していく。
 また、KILAVIS(TM)RCは、国内生産のため安定供給が可能であり、原着(原料段階で着色)することで染色工程が不要となるため排水の問題が解消されるとともに、使用する水・電気などのエネルギーを削減できる。また、ナイロン繊維の特長である優れた摩擦堅牢度を持ち、さらに長繊維であるため遊び毛の発生も少なく、カーペットとして使用した場合の掃除も簡単。
 同社は三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる中長期経営基本戦略「KAITEKI Vision 30」のもと、サーキュラーエコノミーの推進をKAITEKI実現のキーエレメントと位置付けており、製品等のリサイクルはその重要な取り組みの一つと考えている。同社は今後も、自社だけでなく顧客における使用時のリサイクルにも配慮した製品設計を進めることで、SDGsの達成や持続可能な社会の実現に貢献していく、としている。
【三菱ケミカル株式会社】

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