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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、植物由来のカプセル・錠剤包装用防湿シートがアステラス製薬の包装材料に採用

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.12.09 【情報源】企業/2021.11.01 発表

 三菱ケミカル株式会社は、自社が開発した、植物由来原料を用いた防湿シートが、アステラス製薬株式会社の包装材料として採用されたことを発表。植物由来原料を用いたシートが医薬品包装用のPTP(Press-Through-Pack)に採用されるのは、世界初。
 同社のPTP用シート「スーパーホイル(R)」は、高防湿性、透明性、成形加工性といった特長を有する、錠剤・カプセル包装用防湿シート。同製品は顧客の要望に応じた機能設計などが評価され、多くの顧客に利用されている。
 今回の開発品は、本特長はそのままに、原料の50%以上を植物由来へ切り替えた製品となる。日本バイオプラスチック協会が定める「バイオマスプラ」マークも取得しており、今般、経営計画で「サステナビリティ向上の取り組みを強化」を戦略目標の一つに掲げるアステラス製薬に評価され、2021年10月から一部製品での商用生産への導入が始まっている。
【三菱ケミカル株式会社】

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