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環境ニュース[国内]

キリン、メルシャン八代工場が「令和3年度循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」を受賞

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2021.11.29 【情報源】企業/2021.10.28 発表

 メルシャン株式会社の八代工場は、家畜飼料として焼酎粕を活用する取り組みが評価され、2021年10月20日(水)に発表された環境省主催の「令和3年度循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」を受賞した。
 「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」は、循環型社会の形成の推進に資することを目的とし、2006年に環境省によって設けられた制度で、廃棄物の発生量の抑制(リデュース)、再使用リユース)、再生利用リサイクル)に顕著な功績があった個人、企業、団体を表彰するもの。
 同社は過去、八代工場で焼酎の製造過程で生じる蒸留残さである焼酎粕を焼却処理していたが、2015年より焼酎粕の一部を熊本県内の養豚業者に給餌飼料として提供開始した。その結果、2015年〜2020年の6年間で7,158トンの焼酎粕を家畜飼料として利用され、八代工場からのCO2排出量は222トン低減され、養豚農家の飼料コストも低減された。
 また、2019年10月には、メルシャン株式会社、キリンホールディングス株式会社R&D本部キリン中央研究所、さらに東京大学の共同研究により、世界で初めて焼酎粕が豚のストレスを低減し、肉質を向上させることを解明した。この研究成果は日本養豚学会より、「若手優秀発表賞」を受賞している。
【キリンホールディングス】

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