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環境ニュース[国内]

大成建設、「カーボンリサイクルCO2地熱発電技術」の開発に着手

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.09.14 【情報源】企業/2021.08.23 発表

 大成建設株式会社と地熱技術開発株式会社は共同で、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)から公募された地熱発電技術研究開発事業「カーボンリサイクルCO2地熱発電技術」に応募し、2021年7月に採択された。この事業の実施期間は、2021年度から2025年度の5年間が予定されている。
 大成建設と地熱技術開発は、地熱によって高温状態となった地層中にCO2を圧入し、熱媒体として循環させることで地熱資源を採熱する、熱水資源に頼らない革新的な地熱発電の技術開発に着手する。
 この事業では、高温状態にあるが熱水量が不足するため従来技術では地熱発電に適用できなかった地熱貯留層中に、CO2を圧入し、高温になったCO2を回収することで地熱発電が可能になる。既往の研究によれば、高温高圧下でのCO2の物性は高効率に地熱資源を採熱する上で有利であると考えられている。圧入されたCO2の一部は、地熱貯留層中に炭酸塩鉱物などとして固定されるため、カーボンニュートラルへの貢献も期待できる。

 この事業における開発技術項目は、以下の通り。
  ・CO2地熱発電のための全体システム設計
  ・CO2を破砕流体とした人工地熱貯留層造成技術
  ・地熱貯留層内でのCO2流体挙動把握技術
【大成建設株式会社】

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