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国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター、生物多様性の価値を多面的に捉える指標を提案

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.09.06 【情報源】国連/2021.08.17 発表

 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンターUNEP-WCMC)は、世界が生物多様性の損失という危機に対処するうえで各国の政策立案に役立つような、生物多様性の価値を多面的に捉えた新たな指標を提案している。同センターの研究によると、生物多様性は非常に複雑で多面的な概念であり、生物多様性の損失が持続可能な開発目標の達成を脅かしているという関連性が見えにくくなっている。同センターは、この関連性を明確にするための生物多様性に関する多面的な視点が必要だとして、生物多様性の度合いや生物多様性が人間にもたらす恩恵までを含めた総合的な指標としての生物多様性指数(MBI)を提案している。すでに、GDPや人間開発指数(HDI)のように、経済や人間開発などの複雑な社会問題の評価に用いられている指標があることから、生物多様性の分野でも、こうした指標があれば持続可能性に関して根拠に基づいた政治的な意思決定が行えると論じ、MBIの概念や活用の仕方について研究・報告している。
国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター

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