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環境ニュース[国内]

三菱地所、AI 技術を用いた人流計測により緑化の効果を検証

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2021.08.19 【情報源】企業/2021.07.26 発表

 三菱地所株式会社は、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体の一つであるNPO法人大丸有エリアマネジメント協会と一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会とともに8月2日(月)〜9月12日(日)に実施する「Marunouchi Street Park 2021 Summer」の期間中、丸の内仲通りにおける緑を整備した時の居心地に着目し、@「来街者の人流」・A「就業者の快適性」・B「温熱環境」の3つの観点からそれぞれ効果検証を行う。(平常時との比較のため、7月19日(月)から計測を実施)
 「Marunouchi Street Park」は 2019 年からスタートした社会実験で、丸の内仲通りを「天然芝」の緑豊かな公園空間へと変え、「都心の広場空間、屋外のゆとり空間」としての道路の新しい活用方法をこれまで検証してきた。本年度は春、夏、冬の3回実施予定で、4月に実施した「Marunouchi Street Park 2021 Spring」に続き、より歩行者に開かれた「“人”中心の道路」を形成すべく、通りとしての役割や季節ごとの変化を追求し、多様な検証を行う。
 【「Marunouchi Street Park 2021 Summer」における 3 つの効果検証】
  @「来街者の人流」計測
   :昨年設置した 3D レーザーセンサーからカメラへ切り替え、AI 技術の活用により昨年検証した緑化による”歩行速度変化”や“人数変化”だけではなく、“人々の属性や行動の多様化”についても検証。期間中は計測した人流データをホームページにリアルタイムで投影し、来街者が事前に混雑度を把握可能。
  A「就業者の快適性」計測
   :「Marunouchi Street Park」を1つのワークプレイスとして捉え、周辺ワーカーから参加者を募集し、都心部の緑豊かな屋外空間で働くことの快適性・生産性・健康効果等を検証。
  B「温熱環境」計測
   :自然の力を活用した「グリーンインフラ」による酷暑環境改善効果を検証。「Marunouchi Street Park」内の数ヶ所で計測した気温を、人流とともにリアルタイムで投影することで、環境特性に応じた場所ごとの気温差を把握。
【三菱地所株式会社】

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