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環境ニュース[海外]

持続可能な開発のための世界的な官民パートナーシップ、途上国の気候目標達成に必要な投資を求める

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2021.06.17 【情報源】研究機関/2021.06.01 発表

 2021年5月30〜31日、官民パートナーシップを通じて持続可能な成長を加速するための「グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)」のサミットが、韓国の主催によりオンラインで開催された。同サミットには国の指導者や国際機関等のトップ67人が出席し、途上国がクリーンエネルギーへの移行を加速して気候目標を達成するための資金を得られるよう、気候分野の解決策に対する金融・投資が必要だとのメッセージを発信した。出席者によって採択されたソウル宣言では、温室効果ガス(GHG)排出実質ゼロに向けた官民パートナーシップ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行からのグリーンリカバリー、及び市場ベースの解決策やグリーン経済への移行に対する投資拡大についての重要性が強調された。また、サミットの場で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はCOP26までに目標を引き上げた国別約束を提出する意向を明らかにした。なお、P4Gにはパートナーとして世界資源研究所(WRI)等の組織も参画している。
世界資源研究所

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