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環境ニュース[海外]

欧州委員会、貿易自由化の生物多様性に対する影響を評価する新手法を公表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.06.08 【情報源】EU/2021.05.19 発表

 欧州委員会は、貿易自由化が生物多様性生態系に及ぼす影響を評価する新たな方法論を公表した。欧州グリーンディールの目標を支援し、持続可能性に関する影響評価や貿易協定の事後評価の向上に貢献するという。
 この方法論は貿易自由化による生物多様性(森林や湿地など)への影響の数値化を重視する段階的プロセスを提供し、貿易協定の種類や相手国など様々な背景に対して柔軟かつ適応可能であるよう作成されたもの。生物多様性の状況・動向の変化を捉える指標(変化の要因、生物多様性への負荷・影響、変化への対応)の特定・応用を重視しており、こうした変化を包括的な方法(データ、調査、既存の事例研究等を利用)で評価し、また、特に著しい影響について可能な限り数量分析を行うよう勧告している。
 欧州委員会は2020年5月に採択されたEU生物多様性戦略2030に従い、貿易協定について、生物多様性への影響評価を改善し、生物多様性に関する規定強化の必要性を検討するとしており、新たな方法論はこの公約を実施可能にするための重要な成果文書だという。
 この方法論は貿易自由化による生物多様性(森林や湿地など)への影響の数値化を重視する段階的プロセスを提供し、貿易協定の種類や相手国など様々な背景に対して柔軟かつ適応可能であるよう作成されたもの。生物多様性の状況・動向の変化を捉える指標(変化の要因、生物多様性への負荷・影響、変化への対応)の特定・応用を重視しており、こうした変化を包括的な方法(データ、調査、既存の事例研究等を利用)で評価し、また、特に著しい影響について可能な限り数量分析を行うよう勧告している。
【欧州委員会】

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