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環境ニュース[海外]

ドイツ 連邦内閣が2045年までの気候目標を定めた気候保護法案を承認

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2021.05.28 【情報源】ドイツ/2021.05.12 発表

 ドイツ連邦内閣は、改正気候保護法案を承認した。この法案は2030年の温室効果ガス排出量の削減目標を従来の1990年比55%減から65%減に引き上げ、2040年の目標を88%減、そして2045年までに排出量の実質ゼロを目指すもの。さらに、各部門ごとに定めた2020年代の年単位の削減目標を強化し、特にエネルギー部門と産業部門の削減目標を大幅に強化する。また、2030年代の具体的な削減目標を年単位で定めている。各部門への削減目標の配分は、欧州レベルで重要な決定が行われる2024年に決める。さらに改正案では、気候問題専門家委員会(ERK)の役割が強化され、ERKには今後は2年に1度、目標達成状況とその傾向について報告書の提出を求める。連邦政府は、今回、改正法案の承認に加え、様々な分野における気候保護目標の達成を支援するための即時行動計画を公表した。
【ドイツ連邦環境省】

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