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環境ニュース[海外]

世界気象機関、アフリカのビクトリア湖地域で実施した早期警報システムパイロット事業の成果を報告

水・土壌環境 地盤沈下】 【掲載日】2021.04.16 【情報源】研究機関/2021.03.29 発表

 世界気象機関(WMO)は、東アフリカのビクトリア湖周辺国(ケニア、ウガンダ、タンザニア、ルワンダ)で2017年から実施していたHIGHWAY(HIGH impact Weather Lake System)プロジェクトが成功裡に終了したと発表した。ビクトリア湖はアフリカ最大の内水面漁場で、漁民20万人の生計と地域経済を支えるが、荒天による海難事故で毎年数千人が死亡する。プロジェクトで早期警報を含む予報システムが整備され、現在では、朝夕の出漁時に合わせた1日2回のラジオ予報のほか旗、掲示板、SNSで気象情報が提供されている。システムは、地元漁民など利用者と当局との対話により共同設計された。各国気象当局の能力も向上し、協力体制も整った。HIGHWAYを東アフリカ共同体(上記のほかブルンジ、南スーダン)全体のシステムに発展させるため、2019年6月に「東アフリカ地域早期警報システムビジョン2025」が合意された。2025年までに高度な能力の地域センターを設立し、影響ベースの早期警報を提供する。
世界気象機関

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