一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境ニュース[海外]

欧州環境庁、各種輸送手段の環境影響を比較し鉄道の優位性を報告

環境行政 環境基準】 【掲載日】2021.04.12 【情報源】イギリス/2021.03.24 発表

 欧州環境庁(EEA)は、輸送手段ごとの環境影響に関する2つの調査報告を公表し、欧州において最も温室効果ガス(GHG)排出量の少ない輸送手段は鉄道であると報告した。「輸送・環境報告書2020年版」は、鉄道、航空機、自動車の中で鉄道が最も環境に優しい移動手段だと結論づけている。例えば、1人の乗客を1q運ぶ際のGHG排出量は、鉄道が航空機を大きく下回るという。2018年のEUの総GHG排出量のうち運輸部門は25%を占め、内訳は道路輸送(72%)、船舶(14%)、航空機(13%)、鉄道(0.4%)となっている。EUは2050年までに運輸部門のGHG排出量を1990年比で90%削減することを目標としており、航空機から鉄道へのモーダルシフトが目標達成に大きく貢献するという。また、別のEEA研究は、道路輸送、鉄道、航空機、船舶を比較し、鉄道と船舶は他の2つより著しくGHG排出量が少ないと報告した。全ての輸送手段の燃費効率(輸送量あたりのGHG排出量)を改善するとともに、鉄道と船舶による輸送を奨励することが必要だという。
【欧州環境庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース