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環境ニュース[海外]

東アジア海域環境管理パートナーシップ、東アジア海域の持続可能な開発戦略実施拡大プロジェクトの成果を報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.03.18 【情報源】その他/2021.02.26 発表

 東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)は、地球環境ファシリティ(GEF)、国連開発計画(UNDP)と共に実施していた「東アジア海域の持続可能な開発戦略(SDS-SEA)実施拡大プロジェクト」が2020年末に完了したことを報告した。同プロジェクトは、政府間協定及び投資促進によって、東アジア海域の汚染を軽減し、劣化した海洋資源を回復させる目的で2014〜2020年に実施された。参加国は、カンボジア、中国、インドネシア、ラオス、フィリピン、タイ、東ティムール、ベトナムなど。同プロジェクトの主な成果には、各国が主導的に戦略を実施する地域メカニズムの構築、国別海洋政策と制度的支援の強化、沿岸域総合管理(ICM)の対象拡大などがある。参加各国がプロジェクト実施から得た教訓として、関係機関の協力や地域の関与を促進することの重要性などが指摘された。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でプロジェクトの一部は完全な形で完了しなかったが、オンラインでも有効な実施が可能なことが確認された。プロジェクトの完全な報告書は2021年4月に公表が予定されている。
【東アジア海域環境管理パートナーシップ】

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