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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、難分解性・生物蓄積性・毒性のある5物質から国民を守るための最終規則をとりまとめ

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2021.01.19 【情報源】アメリカ/2020.12.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、同国の有害物質規制法(TSCA)に基づき、難分解性・生物蓄積性・毒性を有する(PBT)物質5種への曝露を減らすための最終規則をとりまとめた。同法は、EPAに対し、特定のPBT物質を選定し、リスクに対処し実行可能な範囲で曝露を減らすための規則案を2019年6月22日までに提示し、その後18ヶ月以内に最終規則をまとめることを求めていた。今回EPAは、選定済みの以下の5物質について、規則案に対するパブリックコメント等も加味した上で、製造(輸入を含む)、加工、流通を制限又は禁止する等、リスク管理のための最終規則をまとめた(物質ごとに規定あり)。
・デカブロモジフェニルエーテル(電子・通信機器や布製品等の難燃剤)
・フェノール、イソプロピルリン酸(3:1)(可塑剤、難燃剤、耐摩耗添加剤等)
・2,4,6-トリス(tert-ブチル)フェノール(燃料や燃料関連添加剤に含まれる)
・ヘキサクロロブタジエン(ハロゲン化脂肪族炭化水素として用いられる)
・ペンタクロロチオフェノール(ゴムの柔軟化目的で用いられる)
【アメリカ環境保護庁】

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