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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、2020年の大西洋ハリケーン期は極めて活発だったと総括

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2020.12.14 【情報源】アメリカ/2020.11.24 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2020年の大西洋ハリケーン期を総括した。2020年は30個の命名暴風雨が発生し、うち13個がハリケーンに発達した。命名暴風雨の数は2005年の28個を上回る過去最高を記録し、ハリケーンの数は史上2位だった。また、2020年は、ハリケーン「サリー」の影響を受けたメキシコ湾岸など、各地で海面水位が過去最高を記録した。2020年の大西洋ハリケーン期は当初から活発で、5〜7月に過去最高となる9個の命名暴風雨が発生し、あらかじめ用意されていた21個の暴風雨名は9月18日に使い尽くされた。大西洋ハリケーン期が平年より活発だったのは5年連続となる。過去26年間では、平年より活発だった年は18年あった。大西洋ハリケーン期が近年活発なのは大西洋数十年規模振動(AMO)が1995年に高温期に入ったことに起因し、この期間は過去の例では25〜40年続いている。大西洋ハリケーン期は11月30日までとされているが、今後も暴風雨が発生する可能性がある。
【アメリカ海洋大気庁】

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