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環境ニュース[海外]

イギリス、2030年までに国土の30%を保護へ

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2020.10.14 【情報源】イギリス/2020.09.28 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、同国のジョンソン首相が2030年までに国土の30%を保護することを約束すると発表した。すでにイングランドの土地の約26%が国立公園や特別自然美観地域などの保護区域に指定されているが、今後新たに4%(4000平方キロメートル以上)の土地を保護対象に加える意向である。同首相は、2020年9月28日、2030年までに自然と生物多様性の回復に道筋をつけるための世界の指導者らによる自然保護誓約(Leaders Pledge for Nature)の署名式に臨み、30%の土地保護を表明する。同誓約には、持続可能な食料生産や違法な野生生物取引の撲滅、生態系の機能を生かした気候変動対策など早急に取り組むべき10の公約が掲げられている。同首相は、「恐るべき速さで失われつつある生物多様性を取り戻し多くの種を絶滅から守るために、我々は即刻行動すべきだ」と訴えるという。なお同国は、海洋についても2030年までに世界の海洋の30%を保護することを目指して2019年から取組を進めている。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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