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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、飲料水中の鉛削減を強化する最終規則を発表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2020.08.14 【情報源】アメリカ/2020.07.29 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、2018年12月にEPA等が発表した「小児期の曝露と関連健康影響低減のための連邦行動計画」(行動計画)の下、公共水道システムや家庭、学校等の配管材料に含まれるを削減するための最終規則を公表した。これは具体的に、飲料水削減法に従い、新たな建設や既存の配水管の取替えで使用する配管材料(パイプ、継手、水栓等)で許容される含有量を8%から0.25%に削減するとともに、自社製品が要件を満たしていることを一貫した検証プロセスを用いて証明するよう製造業者や輸入業者に義務付けるものである。これにより飲料水中の削減、及び「無」配水管に関する州や製造業者、検査官、消費者の共通理解を確保するという。これまでEPA行動計画を通じて、多様な発生源(塗料、飲料水、埃など)からの曝露低減に取り組んでおり、2019年には、飲料水改善において州や準州、部族社会を支援する資金提供を開始。助成プログラムとして、学校と児童保護のための飲料水中の検査や、行政サービスの行き届かない地域における公共飲料水システムの安全飲料水法遵守等を支援している。
【アメリカ環境保護庁】

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