一般財団法人環境イノベーション情報機構
国立環境研究所、日本の水草の気候変動の影響について研究成果を発表
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2020.06.29 【情報源】国立環境研究所/2020.06.04 発表
国立環境研究所気候変動適応センターのキム・ジユン特別研究員と西廣淳室長は、全国湖沼における過去およそ120年間の水草の分布記録を活用し、それぞれの湖沼に分布している水草の種類構成の変化に影響する要因を解析した。その結果、変化をもたらした要因として、湖沼の地形学的特徴や周辺の土地利用だけでなく、気温や降水量といった気象条件の影響が大きいことが明らかになった。
これは、気候変動の進行をくい止めることが、湖の生態系を守る上でも重要であることを示唆している。
同成果は、5月23日に環境科学分野の国際学術誌「Science of the Total Environment」に掲載された。
詳細はプレスリリース参照。
【国立研究開発法人国立環境研究所】