ドイツ　経済界における気候保護促進を目指す対話フォーラムが終了

　ドイツ連邦環境省は、2018年から実施してきた経済界における気候保護の促進を目的とした対話フォーラムの最終会議を開催し、100社以上が参加したことを公表した。これまでの2年間、企業は、「循環経済」、「金融部門」、「気候保護」、「気候保護への革新」、「気候に配慮したサプライチェーン」、「企業における気候保護目標」の5つのワーキンググループにおいて定期的に会合を持ち、議論を行ってきた。対話フォーラムでは、企業における気候保護対策を促進するために、ネットワーク化し、幅広い分野の企業が長期的に協力することを目指してきた。既に、ドイツ国内における金融部門に対する持続可能な政策提言や気候に配慮した出張用アプリの開発などが提案されている。対話フォーラムの構想と実行は、連邦環境省の委託を受け、アーンストアンドヤング社、ヴッパータール研究所並びにエコロジカル研究所が担当した。【ドイツ連邦環境省】