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環境ニュース[海外]

「地域社会におけるイノベーションのための教育パートナーシップ」、アフリカ大陸の持続可能性と気候耐性のためワークショップを開催

環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2020.02.20 【情報源】国連/2020.02.03 発表

 国連環境計画UNEP)によると、2020年2月3〜6日に南アフリカのダーバンで「地域社会におけるイノベーションのための教育パートナーシップ(EPIC)」プログラムのもと初のアフリカ主導の研修ワークショップが開催される。EPICプログラムは、地方自治体と大学が連携し、地域の社会・環境課題に低コストで対処するもので、2010年にオレゴン大学が立ち上げ、現在40機関以上が参加している。学生にとっては実社会の経験を積み専門家として成長する好機になり、地方自治体にとっては低コストの解決策を導き出せる可能性がある。2017年にダーバン(南アフリカ)、ルサカ(ザンビア)、ナイロビ(ケニア)で3つの試験事業が実施された。その一つ、ザンビア大学の学生がルサカ市議会と共に策定した非公式居住区の水安全保障計画では、市の経費を従来の見積もりの半分以下に抑えられ、ルサカ市議会が他の課題にもEPICモデルを採用するきっかけになった。今回は試験事業の成功に基づき、ハラレ(ジンバブエ)、ペインズビル(リベリア)、カンパラ(ウガンダ)などアフリカ諸国22都市の代表が参加し、気候変動への適応と災害管理の課題に取り組む。次回のEPICワークショップは、2020年2月24〜28日にバンコク(タイ)で開催される。【国連環境計画

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