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環境ニュース[国内]

山口県宇部市、地域新電力会社を設立 電力の地産地消を推進

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.12.23 【情報源】地方自治体/2019.10.28 発表

 宇部市は、宇部商工会議所や企業との共同出資により地域新電力「うべ未来エネルギー」(宇部市)を設立した。同市の環境保全センターのごみ焼却施設で発電した電力を、市内の公共施設に供給し、電力の地産地消を推進する。来年4月1日からの電力供給を予定している。
 同社の資本金は1000万円で、宇部市は350万円を出資。宇部商工会議所、オカダ電気、柏原物流、長州産業、山口銀行、西中国信用金庫、西京銀行、エネルギア・ソリューション・アンド・サービスも出資する。同市によると、自治体が出資する地域新電力の設立は山口県内で初めて。
 来年4月から市内の小中学校などの公共施設に電力供給を始める予定。電力の需給管理業務は、エネルギア・ソリューション・アンド・サービスに委託する。その後、市内の太陽光発電などからも電力を調達し、電力の地産地消を拡大する。将来的には、市内の企業や一般家庭にも電力を供給する方針。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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