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環境ニュース[国内]

大分市、災害時にEVから電力供給 日産3社と連携協定締結

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.12.20 【情報源】地方自治体/2019.10.18 発表

 大分市は、日産自動車、大分日産自動車、日産プリンス大分販売と災害対策や環境対策で包括連携協定を結んだ。災害などで大規模停電が発生した際、同市が指定する避難所などに自動車販売店から電気自動車(EV)を無償で貸し出し、非常用電源として活用する。
 災害などによる停電時に、市の要請に応じて大分日産と日産プリンス大分販売の店舗に配備している日産のEV「リーフ」(最大9台)を公民館や小中学校などの避難所に無償で貸し出す。避難所での照明や携帯電話の充電、テレビ、冷蔵庫、扇風機、ストーブなどの電源としての使用を想定している。
 大分市と日産、大分日産、日産プリンス大分販売が協力してEVから給電することで、災害時でも継続して電力が供給できる体制を整え、避難所を円滑に運営する。
 協定ではこのほか、環境対策として、EVの普及促進による二酸化炭素(CO2)排出量の削減についても盛り込まれた。市や日産主催の環境イベントなどで使用する電力をEVから供給することで、「動く蓄電池」としての活用を市民にアピールする。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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