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環境ニュース[海外]

世界気象機関主催の高山サミット、高山における気候変動と災害リスクに対処する行動の呼びかけを採択

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2019.11.19 【情報源】国際機関/2019.10.31 発表

 世界気象機関(WMO)は、ジュネーブで開催した高山サミットが2019年10月31日、行動の呼びかけを採択して閉幕したと報告した。会合には、世界中から気象や水文学、環境大気科学の専門家、及び開発機関や研究機関、地域社会などの代表者150名超が出席し、高山とその下流地域における持続可能な開発や災害リスクの軽減、気候変動への適応を支援するために優先すべき取組が議論された。高山地域では、気候変動や開発に伴って雪氷の急速な融解が進んでおり、短期的には地滑りや洪水等の災害危険が増え、長期的には水の安全保障が脅かされるなど、様々な影響が懸念されている。同呼びかけは、世界の給水塔とも呼ばれる高山地域を守ることは世界の水や食料、エネルギーの安全保障に不可欠である、として、能力構築やインフラ投資など、高山地域の安全と持続可能性の確保に向けた地球規模の行動を早急に求める内容となっている。この中で出席者は、高山地域の人々が雪氷圏の水文気象・気候情報サービスに自由にアクセスできるよう注力することも明言している。【世界気象機関

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