一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ 電力ベースの燃料「Power-to-X」の導入促進に関するアクションプログラムを公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.07.26 【情報源】ドイツ/2019.07.10 発表

 ドイツ連邦環境省は、電力ベースの燃料(Power-to-X:PtX) 導入に関するアクションプログラムを提出した。これはPower-to-X技術の導入を進めるための環境政策における最初の指針となる。アクションプログラムには、[1]学術、産業、労働組合、環境保護団体、市民団体、政治の分野における代表者たちが参加するステークホルダーダイアログの設立、[2]ブラジルやモロッコで行うフィジビリティ調査や実証試験をモデルプロジェクトとして支援、[3]研究を目的にコンピテンスセンターの設立並びに実証設備の運営、[4]国際社会においてPower-to-Xの持つ気候保護の可能性を提示し、ネットワークを構築することを目的にした国際事務局をベルリンに設立するといった対策が含まれている。シュルツェ連邦環境大臣は、「Power-to- Xは、国内外で気候保護に重要な貢献をするであろう。航空、貨物船、鉄鋼、セメント、化学などの業界で、電気ベースの燃料が化石燃料の重要な代替物になっていく。また、これらの燃料が再生可能エネルギーから生産されることがより重要である」と述べた。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース