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環境ニュース[国内]

国立環境研究所、間伐が富士北麓カラマツ人工林林床の二酸化炭素収支におよぼす影響を網羅的に評価

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2019.07.01 【情報源】国立環境研究所/2019.05.28 発表

 国立環境研究所は、富士北麓の樹齢約60年のカラマツ人工林における、間伐前後の12年間におよぶ長期連続観測データから、30%強の間伐(本数)が林床部の炭素収支におよぼす影響を、各要素に分けて網羅的に評価した。

 その結果、間伐によって林冠部で減少した光合成量を、林床部で増加した光合成量が補填することで、森林全体における光合成量の変化が小さくなり、間伐後の炭素収支の回復を早めたことが示唆された。
 間伐による林冠部への撹乱影響を、林床部(林床植生)が緩衝することで、森林全体の炭素収支の回復と安定性に寄与したと考えることができる。

 詳細は、プレスリリース参照。

 【国立環境研究所】

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