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環境ニュース[国内]

東京都、葛西海浜公園が都内初登録 ラムサール条約登録湿地に

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2018.12.18 【情報源】地方自治体/2018.10.19 発表

 葛西海浜公園(東京都江戸川区)が、国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約に登録された。都内の湿地が登録されるのは初めて。
 葛西海浜公園は、東京湾に面した都立の公園。荒川と旧江戸川の河口に位置し、2つの人工なぎさ(延長計約1600m)と沖合2kmまで広がる海域からなる。三枚洲と呼ばれる干潟が広がり、二枚貝類や甲殻類、多毛類など多くの生物が生息し、カモ類をはじめとする渡り鳥の飛来地になっている。
 中でもスズガモやカンムリカイツブリはアジア地域に生息する個体群の1%以上が飛来し、この区域で越冬しており、国際的にも重要な生息地となっている。
 今回は、葛西海浜公園と宮城県南三陸町の志津川湾が新たに登録された。また、2012年に登録された円山川下流・周辺水田(兵庫県豊岡市)は、登録面積が2倍近くの1094ヘクタールに拡張された。国内の登録湿地は計52カ所(総面積15万4696ヘクタール)になった。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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