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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、農村部の環境対策を中心に120万ドル助成

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2018.10.23 【情報源】アメリカ/2018.10.04 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、地域の環境正義(EJ)問題に取り組むプロジェクトを支援するため、全国の10団体にEJ共同問題解決プログラムから計120万ドルを助成すると発表した。このプログラムは、マイノリティや低所得層、部族社会が不均衡に背負う環境あるいは健康の問題に取り組む地域団体を支援するものである。2018年は、支援の機会が少ない地方の農村部を優先し、10団体のうち8つが農村部のプロジェクトとなった。また2018年は初めて、EPAの都市水域プログラムの資金も追加された。集水域アプローチを取り入れることで地域の水路の質を向上し住民と水域との結びつきを強めるという。10団体の一つ、アラスカ州の非営利団体は州内の30の先住民集落で、健康リスクのある有害廃棄物を地域唯一の輸送手段である夏季のボートか小型飛行機を使って適切な処分施設へと運び出す(backhaul)パイロットプロジェクトを実施する。また州全体で160ある集落にも拡大できるよう能力とリーダシップの構築を図る。【アメリカ環境保護庁】

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