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環境ニュース[海外]

カナダ、チリと共にごみ処理場から発生するメタンを削減するプロジェクトを起ち上げ

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2017.06.08 【情報源】カナダ/2017.05.23 発表

 カナダ環境・気候変動省は、カナダ・チリ環境協力協定の20周年記念に合わせ、短寿命気候汚染物質(SLCP)削減のための資金提供(3500万ドル)の一環として、700万ドル規模のプロジェクトを起ち上げ、両国が共同でごみ埋立地や廃棄物処理部門等から発生する温室効果ガス(GHG)のメタンを削減・回収するプロジェクトを実施すると発表した。ドイツ・ベルリンでの国際会合「気候と大気浄化のコアリション(CCAC、大気質改善とSLCP削減による気候保護のための各国政府と民間部門等による唯一の国際的取組)」でカナダのキャサリン・マッケナ環境・気候変動相が発表した。回収されたメタンは輸送・発電用等の燃料に利用される。カナダの環境コンサルティング会社アルカディス・カナダが同プロジェクトを主導する。チリは2017年2月のパリ協定批准後、GHG排出量を2030年までに2007年比で30%削減すると公約しており、同社はその目標達成を後押しするという。カナダは各国のGHG排出削減等の支援のため、2020年までに26億5000万ドルの資金供与をしている。【カナダ環境・気候変動省】

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