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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、飲料水の安全性を高める行動計画を公表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2016.12.20 【情報源】アメリカ/2016.11.30 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、政府、公益事業、民間部門が連携して全国の飲料水の安全性と信頼性を高めるための行動計画を公表した。計画では、以下の6つの優先領域と各領域の行動案が含まれている。
1)不利な条件下に置かれ、環境に関する公正を必要としている小規模な地域社会における水インフラの資金動員と管理のための能力を構築する。
2)安全飲料水法の監視を強化する。
3)水源保護と飲料水供給の回復力を強化する。
4)規制されていない汚染物質に対処する。
5)飲料水の安全性に関する透明性、市民教育、リスクコミュニケーションを改善する。
6)リスクを削減する。
 EPAは、90以上の汚染物質に対して飲料水基準を設定しており、遵守データによると全国の水設備の90%以上が継続的に基準を満たしているという。飲料水部門は、インフラの老朽化、資金や管理能力の制限、新たな汚染物質、水源汚染、干ばつやその他の気候事象の影響などの課題に直面している。これらは、特に不利な条件下に置かれた小規模な地域社会にとって深刻な課題となっているという。【アメリカ環境保護庁】

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